東京都多摩市(エリアE)で活動している少女サッカーチームの非公式応援ブログです。

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新年度から小学生の選手登録区分が大きく変更になります。
これまでは「4種」という男子のチームとしての選手登録と、
「少女」という女子チームのための選手登録の2種類があり、
都大会なども男女別々に開催されていました。
しかし新年度からはこれがすべて「4種」登録ひとつに統一されることになります。

■東京都サッカー協会女子連盟少女部
http://www2.ttcn.ne.jp/~tfa.jyoshi-u12/

■日本サッカー協会 2013年度第5回理事会資料
「10. U-12 年代の女子選手について」以降
http://www.kanagawa-fa.gr.jp/girl/13/0912rijikaikyougijikou.pdf

とりあえず2014年度に限っては、これまで同様に女子の都大会は
継続されていくようですが、2015年度以降は全くの白紙。
女子限定の都大会は廃止・・・という話もあるようです。
(千葉県ではすでに新年度から女子の大会は全廃だそうです)

登録を統一することによる女子選手へのメリットについて、
JFAでは「男子女子の隔たりなく、同じ環境でサッカーが出来る」、
「女子登録だった選手も男子の試合に参加できる」、
「男子と活動することでより上達が見込める」などなどを挙げています。
変更点がきちんと伝わる資料がWEB上で公開されていないので、
ちょっと見では「良いんじゃない?」という印象を受けるかもしれません。
しかし本当にそんな良いことばかりなのでしょうか。

正直に言ってサッカーをやりたい!という女の子はまだまだ少なく、
たいていの女子チームでは慢性的な部員不足に悩んでいます。
理由としてはサッカー自体が男子のものというイメージが強いのもありますが、
男子の中に混じって競技を行わなければいけないというのが大きいと思われます。
例えばバレーボールやバスケットボール、野球・・・。
団体競技の中で男女混合でいっしょに行う競技が他にあるでしょうか?

低学年のころならともかく、高学年になれば体格差も顕著になってくるし、
フィジカル面での不利は否定できません。当然当たりなども強くなりますし、
子供によっては恐怖心を感じる子もいるでしょう。
男子との接触プレーが発生することに、心理的な抵抗感を持ち始める子も多いようです。
そういうことを乗り越えることが、女子選手のレベルアップに繋がるという考えのようですが、
乗り越えるよりも、その壁に跳ね返される子の方が断然多いというのが現実です。
自分たちと対等の条件の中で練習してきた成果を競い合う。
選手たちにとって当然の権利のはずが、ハンデを克服することが前提になっています。

サッカーを始める子供たちは、「なでしこジャパン」を目指す子ばかりではありません。
楽しそうだから、友達に誘われたから、なんとなく・・・そういう子がほとんどです。
中にはサッカーをやりたかったけど男子とやるのが嫌で出来なかったという子もいます。
そういう子たちが抵抗なくサッカーを始められるように、そしてサッカーって楽しいんだよ、
女の子だけでも出来るんだよ、ということを普及するために、
現場の指導者はこれまで草の根的な活動を頑張ってきたわけです。

それが今回の改革では、そういう大多数の子たちの事情は関係なく、
上手くなる、強くなる、上のカテゴリーを目指す、志高くそこまで勝ち抜いて来る子たち、
言ってみれば「一部の上澄みの良いところ」だけを掬い取る考え方が明白です。
そのためには勝ち抜けない子たちは関係ないと言っているようなものです。
男子の中で活動することが大きな障害になってしまう子たちがどれだけいるか。
サッカーを始めることを躊躇してしまう、今やっているサッカーをやめてしまう、
そういった子供たちが増える危険性が高いことを、現場の指導者たちは大いに危惧しています。
だからこそこれまで行われた説明会などでも皆が声を大にして意見を出しているのに、
残念ながらそれが伝わらない現実。理解してもらえない現実。怒りさえ覚えます。
上層部の人たちの頭の中にあるのは「女子サッカーの普及・育成」ではなく、
多くの普通の子供たちを排除した「一部の選ばれた選手たちだけの強化」なのでしょう。
W杯優勝、五輪での銀メダル。これらの結果が大いなる勘違いを生ませたのかもしれません。
世界で好成績を残したことが逆に仇となってしまったように思います。

-----

アリエッタ創設のきっかけは、当時男子の中で活動していたトヨニの女の子が、
近所に出来た女子チームの試合に誘われ、合同参加してきたことでした。
そこで女の子だけでサッカーが出来る楽しさを実感して、自チームに戻ってきてから
女子チームの創設をコーチたちに訴えてアリエッタが誕生しました。
彼女自身、男子とプレーすることに限界と抵抗を感じて来ていて、
1年生から始めたサッカーをやめようか悩んでいた時期だったそうです。
それが「女の子だけのサッカー」もあるということで続けていく気持ちが強まり、
無事卒業するまで、そして中学高校とサッカーを続けていくことが出来ました。
アリエッタだけでも「男子チームならやっていなかった」という子を何十人も、
サッカーという素晴らしいスポーツに巡り合わせてきたと自負しています。
彼女達が大人になり、趣味でサッカーを楽しみ、自分の子供とサッカーをし、応援する・・・。
そういう楽しみが出来るのは、なでしこジャパンの選手を育成するのと同じくらい、
素晴らしいことなんじゃないか?と思うのですが、それではダメなのでしょうか。

「女子チーム」の存在意義、サッカーと出会うことの楽しさ、
そういったことをこれまでたくさん感じてきた私たちトヨニユナイテッドサッカークラブは、
新年度以降も女子だけのサッカーチームを継続していきます。
女の子だけの環境でサッカーを楽しみたい・・・そういう子たちはどうぞ安心して来て下さい。
もちろん「男子の試合にも出てみたい!」という希望があれば、
男子の試合に出場することも対応可能です(絶対に強制はしませんのでご安心を)。

新年度からも女の子だけのサッカー。いっしょに楽しみましょう!

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コメント

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#  [2014/04/16 19:10] edit

Re: タイトルなし

toyosakiさま

コメントありがとうございます。
「普及・育成」だったはずの方針がいつの間にか「強化」に目が行ってます。
ほんの一握りの良い選手だけを拾い、あとは切り捨てという論理だと思います。
そうではないと言うなら、上の方の人たちは余程現場の実情を知らないのでしょう。
W杯で優勝した時に佐々木監督がこんなことを言ってました。
「この結果はこれまで選手たちの育成に関わってくれた多くの指導者のおかげです」と。
この前優勝したリトルなでしこの監督も同じようなことを言ってましたよね。
なのになぜそれが伝わらないのか、もう呆れるしかありません。
娘さんは男子で頑張っているとのこと。大変でしょうけど、頑張って下さいね!
widebamboo #- URL [2014/04/21 21:53] edit

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